算数にチャレンジ第1123回

問題 

答え

 

マサル君,タケシ君の1日当たりの仕事量をm,tとおくと

仕事は1としてよい(m,tを定数倍すればどんな大きさの仕事にも対応)

アはa日とする

 

a = 1/(m+t)…①

3/(7m) + 4/(7t) = a+13…②

4/(7m) + 3/(7t) = a+12…③

②-③を整理して7mt倍すると

m-t = 7mt

よって t = m/(7m+1)…④

①より a = (7m+1) / m(7m+2)…⑤

②を7mt倍して④と⑤を代入して整理すると

(3m+1)(21m-1) = 0

m>0よりm = 1/21

求めるものは1/m = 21

(ちなみにt = 1/28, a = 12)

 

…ちなみに算数っぽい別解

タケシ君に1/7だけ仕事を回すたびに1日ずつ減るから、それを繰り返すことでマサル君とタケシ君はそれぞれア+9,ア+16日で仕事を終わらせられることがわかる

2人で同時に仕事をするとア日で終えられる→適切に分担すれば2人で順番に仕事しても(ア+ア)日で終えられる

マサル→タケシの順で仕事したとする(ア+ア日)

ここで、マサル君が全部仕事したときのことを、見方を変えて

マサルマサルの順で仕事したとする(ア+9日)と

タケシ君がア日かかった仕事をマサル君は9日でやったといえる

よって同じ仕事をやるのにマサル:タケシ = 9:アという比が成り立つ

同様に、

タケシ→マサル(ア+ア日)とタケシ→タケシ(ア+16日)について考えると

マサル:タケシ = ア:16という比も成り立つ

9:ア = ア:16よりア = 12

求めるのはア+9 = 21